仮性包茎の手術は自由診療扱いになる

仮性包茎に健康保険が使えないわけ

すべての医療に対して健康保険が適用になるわけではありません。自由診療となる身近な施術には美容整形全般があり、美容の促進やコンプレックス解消などが目的の施術は健康適用外です。例えば風邪の治療は健康に関わる問題のため保険治療になりますが、薄毛の治療は健康や生命に影響しないので自由診療になるわけです。

これは多くの包茎手術にも言えることで、仮性包茎の手術は原則として自由診療になります。健康保険の提示は不要というクリニックが多いですが、これは保険が適用にならないためです。

仮性包茎はほとんどが自由診療になりますが、真性包茎だと診断された場合は保険を使用できることがあります。真性包茎は自力で包皮を剥けない、または剥くのが極めて困難な症状です。自分では仮性包茎だと思っていても、実際は真性包茎というケースもあるのです。両者の分かれ目は自分で包皮を剥けるかどうかですが、医師の診断により結果が分かれることもあります。

自由診療ゆえのオーダーメイド施術

仮性包茎の手術は全額自己負担になりますが、これはオーダーメイド施術が可能になることを意味します。健康保険を使用した治療の場合は、治療法に制限が生まれてしまうのです。治療の選択肢が狭められるわけですが、自由診療に関しては自由に決定できるメリットがあります。

巷では保険診療のほうが優れていると考える人が多いですが、これは料金の安さで比較した場合です。治療の選択肢を考慮するなら、自由診療のほうが圧倒的に幅広くなります。

仮性包茎を放置しておいても、自然と治ることはほとんどありません。子供から大人になるにつれて改善するケースはありますが、成人後に仮性包茎を治すには包茎手術が必要だと考えてください。何も対策をしないと生涯においてコンプレックスを引きずることになるため、早めの改善をおすすめします。仮性包茎の手術ではさまざまな麻酔を使用できるので、痛みは最小限に抑えられるでしょう。自由診療のため麻酔の方法も自分で選択できるのです。

まとめ

仮性包茎には健康保険は使えないと考えてください。包茎というコンプレックスの解消は、病気治療とは異なるものだと判断されるからです。仮性包茎の施術はほとんどが自由診療になりますから、治療費はすべて自己負担になります。費用面においてはデメリットとなりますが、一方で自由度の高い施術が可能です。自己負担で手術をする場合は治療法の制限がなく、自分の好きな方法を選択できます。オーダーメイド施術を受けられるのは自由診療のメリットでしょう。